2007年 04月 19日
早川雪洲 |
自分で捲いた種は、
自分で刈らなければならぬ。
そのうちぜひいいものを作るという向上心を持たねばならぬ。
たまたま失敗してこれはいけないというので、
その時限り諦めるのは敗北者であり、
たとえ失敗しても、
現在この瞬間から再び立ち上がる努力が大切である。
私は外国にいたとき始終こういうことをいっていた。
人間のグローリー(栄光)というものは、
決して倒れないといことではない。
失敗したり倒れたりしてどん底に落ちたとき、
再び立ち上がる勇気こそ、
真の人間のグローリーである、と。
そして今もこの精神で、
我々は生き抜くべきだと思っている。
早川雪洲
『早川雪洲 武者修行世界を行く』
by love-town
| 2007-04-19 17:36
| 生き方